永田町、総理官邸のすぐそばという場所がら。そんなとこににふさわしい店「黒澤」です。地下鉄は5番出口から地上にあがります。田舎者の私、門の前で仁王立ちになり総理官邸を見上げていました。単なる「あほだ」と悟られ警備の方々もチラ見で終了~!歩き出します。まだ未成年にしてエリートの日比谷高校の方々とすれ違う・・・そんな中「黒澤」に到着です!なんておもむきのある建物でしょう、かなり目立ちます。それもそのはず、黒澤組の美術スタッフが映画のセットさながらに細かなところまでこだわった建物。古さと重みは技術で作られたものなんです。すごい・・・いきなり刀持った悪者が戸を開けて出てきそう(貧しい表現力ですみません)さて、中に入ります。門をくぐり玄関を開けるまでに高級料亭の香りがしてくるような・・・二階はコース料理なのですが昼でも予約無しでは席はございません。はたして二階に上がれる日は来るのでしょうか?(苦笑)そして一階の蕎麦席へ・・。ごめんなさい、伺ったトコここは撮影禁止です。
仕方がないので下手な日本語で熱弁して表現いたします。ごほごほ。 まず、出し巻き玉子です。味はうす味で出汁が利いてるだけでなく香りも利いてます。んで、味噌漬け豆腐。これ旨いのです、ほんとにいいお味噌にじっくり漬かってますよ!香りも味もふんわり。黒豚の串焼き・・・これは小さなカウンターがありその中で焼いていただけます。塩こしょうのみで出されるのですが豚の油が甘みを感じさせてくれます。なんでも鹿児島直送なんだとか!さすが黒澤監督が客人を接待する時のお料理!その中には黒澤さんがお気に入りの娘さんレシピもあり忠実に再現しているそうです。で・・・・待ってましたのおそばが来ました。ココのお蕎麦は信州・北海道・茨城産などをブレンドして挽いているそうです。 だってね、びっくりしたのはここは「挽きたて打ち立て茹でたて」の高橋邦弘氏直伝のおそばだったんです。 高橋邦弘といえば、蕎麦界の革命児・片倉康雄氏に師事し、昭和50年に「翁」で独立した蕎麦界の天才と呼ばれるお・か・た。翁といえばまた、弟子達が名店、特に個性的な蕎麦を生み出す名店を出していますよね。なんでも、毎年年末には本人を呼んでのイベントまでなさっているそうです。ここのお蕎麦が定評も高いのも納得です。名店はどこも素材にこだわっていますよね。でもここはシンプルな味付けや薬味を使い「主人公を生かす」という、こだわりを感じました。(もちろん名脇役も高級なものですが) 蕎麦ですか?はい、高橋氏のお蕎麦のようにコシがあるのに滑らかで細いお蕎麦。 出汁も後味をひく様な爽やかさがのこるつゆでございました。写真はパンフのもの。 帰り道、私にはまだこの雰囲気に馴染む要素が足りない気がしました。ガンバろ・・ せいろ735円、黒豚せいろ1260円、鴨・軍鶏・天せいろ1470円、湯葉 そ ば1260円 味噌漬け豆腐525円、出汁巻き玉子840円、にしんの柔らか煮945円、黒豚の串焼き840円 03-3580-9638 東京都千代田区永田町2-7-9 平日 そば席のみ 11:30~23:00 土曜 12 : 00~22 : 00 日曜休
by noegon8p
| 2005-11-03 11:54
| 都内蕎麦屋さんめぐり
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