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上野 藪そば -uenoYabu-

蕎麦に対する姿勢はは藪さかでない!上野の駅に降り立ち薬局で買い物をして「この辺で美味しい蕎麦屋は?」という質問に丁寧に場所まで書いていただいていったお店。ほんと私その頃もぐり。今はもぐら。上野行くともぐる店です。
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サラリーマンから子供、おじいちゃんやご出勤前のおねいさんまで下町情緒あふれる上野の一角。
なんだか「ここの蕎麦はそこの蕎麦は」というよりも純粋に旨い蕎麦食べに来た!という雰囲気のお客さんがずら~り。「これ旨いねぇ~」「これ食べてみなよ~」なんて会話がちらほら聞こえて皆にぎやかなのです。
お運びさんのおばちゃんも気さくで「お土産のつゆなんかもあるんですね~」なんて聞くと「買って帰ってまた送ってなんてお客さんもいんのよ~嬉しいわねぇ~。」なんて気取らない調子。
二階ではとんとんと蕎麦切りのお弟子さんが見られますよ。1階と2階はエレベータでお蕎麦が行ったりきたりしています。少し小さめの調理場をうまく使ってます。ここは神田藪から暖簾わけしていただいた第一号なんですって。



今のご主人鵜飼良平氏も有名人ですが、学生の頃初めて手打ちの手ほどきを受けたのが上野池之端にある「連玉庵」のご主人だとおっしゃいます。(連玉庵は江戸末期創業)江戸蕎麦を復旧させようと集まったのが始まりのようです。地方の丸延ばしとは違い江戸そばはしっかりと角を出す(四角く伸ばすので同じ長さになるという)のが特徴で、江戸蕎麦の伝統を受け継ぐ為、昭和45年にその頃もう少なくなった手打ちに切り替えたんだそうです。
郷土の蕎麦の素晴らしさも称えつつ江戸蕎麦を守ろうと頑張られてきた方なんですよね~。
上野 藪そば -uenoYabu-_d0060920_2330312.jpg
私は辛味そば、ご一緒願った方はざるを注文。うんうんこの少し黒味がかった細打ちのお蕎麦!
そして藪の伝統を守る辛くてすっきりとしたつゆ!辛味蕎麦にはたっぷりの辛み大根に花鰹、のり。お蕎麦には蕎麦の芽が乗っていてその香りも楽しめました。
もうこれ以上何がどうだとは申しません。この旨さ、食べてみそ!なのです。

写真は古くてごめんなさい(^^;メニューも叉見てきま~す!
せいろうそば683円、 天ぷらせいろう 1785円、鴨南ばん1600円、かき南蛮1300円

03-3831-4728
東京都台東区上野6-9-16
11:30~20:30 水曜休
by noegon8p | 2005-12-14 13:17 | 都内蕎麦屋さんめぐり


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