渋谷 おくむら -okumura-

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渋谷はNHKの前でございます。人をよけながら蛇行してここまで来ると真っ直ぐ歩ける静かな場所に「おくむら」はあります。三角州のようなバス停の入り口にたたずんでおりましたです。
中に入ると入り口を挟んで左にお座席、右がテーブルです。座っていると業界の方々の会話がちらほら。タレントは誰にするなんてプロデューサー的な会話まで・・・。こんなとこでカメラ構えるのはすごく目を引きますなぁ~。ええ、カメラはシロートですからと言い聞かせますがパチリという手が震えます。打ち場が座席の後ろにあります。



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ここの粋な食べ方といいますと鴨汁とせいろを取る食べ方。おくむら通?の常連さんはほとんどこのパターンで中もんしてるんですよ。ここにはかも南蛮はありましても鴨せいろはございません。私は鴨汁といなか、ご馳走してくださった方はせいろを頼み、味見っこすることに致しました。
そして鴨汁、田舎がただいま参上!どうでしょうこの盛りこのボリューム!
お運びさんのかたが気を使って「鴨汁をわけるお椀をおもちしましょうか?」と聞いてくださいました。そうですね、この言葉がなかったら気も利かず全部食べてしまいそうな食いしん坊の私。救われましたわぁ。えへ。
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田舎は5mmくらいの太さでやや褐色がかった黒目のおそば。せいろは細くて1mmというところでしょうか。まずせいろを鴨汁につけて。ここのせいろ。何と表現しましょう?コシはあるんですが優しいコシといいましょうか?クキクキっという感じでもないんです。じっと見ると細いのに表面がざらっとしているのに喉越しよしと表現させていただきます。
いなかも表面はざらっと優しいコシの十分な太さをかみしめながら味わいました。どちらもところどころねじれております。キンキンに冷やすときにそのまま固まっちゃうのね、きっと。
そして鴨汁!鴨せいろのつゆとは別ものでした。うす味のあっさりとしたお出汁で山椒がすっごい効いています。薄くスライスされた鴨はたっぷり入っていてやわらか~い。後味はフルーティな爽やかさ。この秘密はきっとゆずの絞り汁かなぁ?箱根暁庵のようなワインビネガーかなぁなんて堪能していましたらなくなっておりました。
薄口醤油系のつゆもほんの隠し味になにか隠れている気がしました。隠れた酸味や隠れた甘みが人間の味覚を刺激するそうでものね~。

せいろ800円、田舎850円、天せいろ1800円、厚焼玉子700円、月見草750円、
鴨汁850円、そばがき1200円

03-3466-4600
渋谷区神山町5-7
11:30-15:00、17:30-20:00、土曜11:30-15:00 日祝休
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by noegon8p | 2006-03-04 13:49 | 都内蕎麦屋さんめぐり


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