そしてもうひとつ!東の関脇「最上紅花」、西の関脇「阿波の藍玉」と江戸の番付にあるほど 染物に油に、食用にと広く使われる紅花は昔からの山形名産物です。 その紅花を練りこんだ紅花蕎麦をふるまってくれる店「萬盛庵」をめざしました。駅から5分、美術館や最上義光館の次の通りに位置します。 すると、「申し訳ございません、売り切れてしまったのです」との事。 「え?だってまだ12時前なのにぃ~悲しい~」小さな声がもれちゃいます。2ヶ月前から楽しみにしてたのに。 肩の力ががっくり・・・でも他のお蕎麦も美味しいはずですよね! 案内してくださった運転手さんがもりでしたので、私がおかめを注文しました。 女将さんとても申し訳なさそうに 「いつもならあるんです、今日は暖簾を出した後に凄い団体がいらしたのです。スキー旅行の〆に名物を食べに来ましたと、紅花そばを全て平らげていってしまったんです。」とおっしゃいます。「まぁ、そうですか。それは残念です。」 笑顔を作りあきらめは付いても、気をつけていないと唇がとがりぎみになりそうです。 なんだか喧嘩したときの彼のご機嫌取りサプライズのような、子供の頃泣いた後の母のテクニックのようにうっかり笑ってしまいます。 うふ。うふふ。って口元がしまらなくなっちゃった。 しかし湯葉食べて、三つ葉食べて蕎麦食べて、蕎麦湯を一杯。 とがったこころのツララがとけて、ほっくり、ほっこりした春気分になりました。 さくらんぼの季節の旅行を企て、今度こその紅花食べに来てもいいかも~! もり 600円、天ざる 1600円、そばとろ 800円、紅切り 900円、おかめ 900円、なめこ・にしんそば 1000円 電話:023(622)2167 FAX:023(622)2170 住所:山形市旅篭町1-3-21
by noegon8p
| 2008-02-16 15:11
| 旅の蕎麦から
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