山形市内 萬盛庵

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山形・出羽国には名産物が沢山ありますね。牛肉・さくらんぼ・だだちゃ豆・葡萄・ラフランス・蒟蒻、やっぱり蕎麦。
そしてもうひとつ!東の関脇「最上紅花」、西の関脇「阿波の藍玉」と江戸の番付にあるほど
染物に油に、食用にと広く使われる紅花は昔からの山形名産物です。
その紅花を練りこんだ紅花蕎麦をふるまってくれる店「萬盛庵」をめざしました。駅から5分、美術館や最上義光館の次の通りに位置します。





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座った席から庭を眺めると池に赤いものが。少し凍った池の真ん中にじっと動かない鯉が2匹冬眠でもしているかのよう。
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奥に居る着物を着た女将さんに嬉しくなります。「紅花蕎麦」を頼みました。
すると、「申し訳ございません、売り切れてしまったのです」との事。
「え?だってまだ12時前なのにぃ~悲しい~」小さな声がもれちゃいます。2ヶ月前から楽しみにしてたのに。

肩の力ががっくり・・・でも他のお蕎麦も美味しいはずですよね!
案内してくださった運転手さんがもりでしたので、私がおかめを注文しました。
女将さんとても申し訳なさそうに
「いつもならあるんです、今日は暖簾を出した後に凄い団体がいらしたのです。スキー旅行の〆に名物を食べに来ましたと、紅花そばを全て平らげていってしまったんです。」とおっしゃいます。「まぁ、そうですか。それは残念です。」
笑顔を作りあきらめは付いても、気をつけていないと唇がとがりぎみになりそうです。
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そんな時、このおかめを差し出され★☆気分一転、ご機嫌です☆★わんちゃんみたいな可愛いおかめ♡
なんだか喧嘩したときの彼のご機嫌取りサプライズのような、子供の頃泣いた後の母のテクニックのようにうっかり笑ってしまいます。
うふ。うふふ。って口元がしまらなくなっちゃった。
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こちらがせいろです。細めのお蕎麦でもりもり、盛ってます。
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(前日田舎づくしだったからいっそう感じたこと)このそばコシのなかにしなやかさという柔らかみも備わってます。つゆはすきっとする程辛口!おかめも辛口めの甘汁です。これはまさしく江戸そば流。

しかし湯葉食べて、三つ葉食べて蕎麦食べて、蕎麦湯を一杯。
とがったこころのツララがとけて、ほっくり、ほっこりした春気分になりました。
さくらんぼの季節の旅行を企て、今度こその紅花食べに来てもいいかも~!

もり 600円、天ざる 1600円、そばとろ 800円、紅切り 900円、おかめ 900円、なめこ・にしんそば 1000円

電話:023(622)2167
FAX:023(622)2170
住所:山形市旅篭町1-3-21
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by noegon8p | 2008-02-16 15:11 | 旅の蕎麦から


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