日立 小木津 暁山 -gyouzan-

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小木津の暁山さんを探して尋ねたのは去年の年越しそばだったんですが、「春に筍掘りにいらっしゃい」のお言葉に甘えて尋ねました。
日立は春真っ只中!暁山さんはこんなお庭をくぐった離れにあります。手入れが行き届かないとおっしゃるけど冬に来た時からちゃんと木々にお手入れを加えていたのが伝わりました。
もう足元を見てないとすみれやポピーやたんぽぽ、あらゆる花が咲き乱れていて踏んでしまいそう。
「予約のみ」という看板には「街中でない場所での商売で蕎麦を無駄にしたくない」という蕎麦に対する愛情を感じます。



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まずは筍の掘り方や山菜の種類などを教わった後、準備していただいた軍手と桑で筍を掘ります!
楽しくって次々「お宝の山」を荒らしまわります。その間に掘った筍と山菜の下ごしらえをしてくださるご主人。お腹を空かせて山を降りるとまずは山菜の天ぷら。
筍の先にはもろ味味噌がポイントです。(どうやって揚げたのかしら?)筍もさることながらフキも香りが高く買って食べてたものと採りたての差を感じました。
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天ぷら。海老は大きくて具のしゃきしゃき感を出した美味しいものでした。山菜は香り豊かに、噂の「薩摩芋の厚切り天」は食べ応えもあるホクホク感で甘~いもの。おいすぃ~~~!
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お腹ぺこぺこであっという間に蕎麦にたどり着きました。
ああ、この前来た時よりももっともっと腕を上げている気がするお蕎麦です。
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水切りもよく細めでエッジのはっきりとしたお蕎麦は香りがしっかりとした幌加内産ブレンド。
ん~なんだか味見している間につゆにつけるのを忘れて何度も確認しながら手繰っちゃう。
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そしてサプライズはこの田舎。「遊びだからお試しに」なんておっしゃるけど香り甘さ共に抜群の
3時間掛けて手挽きした田舎蕎麦。またこれもそのままでも十分な美味しいお蕎麦でした。
こんなに粒が粗いのにすごくコシがあってしこしこしています。さすがです。脱毛、もとい、脱帽!
お腹一杯をわすれてしまうほどお蕎麦とお料理に夢中になってしまいましたよ。

帰りには採った筍を茹でたものに保冷剤までついていて、気持ちって色んなところから
伝わってくるものです。
残りの山のような筍を自分で茹でたいと言ったら「米ぬか」もついてきました。
心もお腹ももほくほくでお宝のおみやげを持って浦島太郎のように帰りました。
「予約して」季節ごとに訪れたい隠れ家蕎麦屋さんなのです。
そして、画家だったおじい様「暁山」のアトリエだった場所がお蕎麦屋さんだという秘密を
その帰りに知りました。
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この花おもしろいでしょ?と帰り際にみせてくださった「花いかり?」だったっけ?
葉っぱの真ん中に花が咲いていて「本当に世の中知らない事だらけだっけ~!」
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by noegon8p | 2008-04-30 23:05 | 旅の蕎麦から


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