さらしんへは駅を背中に真っ直ぐ・・・信号を見つけたら角の99ショップを左へ。 小さな寂しい路になってきそう。大丈夫かな?なんて思った時に見つかります。ここが「登戸 さらしん」です。 たぶん手打ちではないだろうと「さらしん」の名を頼りに路地に入り、道をまちがえたかなぁと思った頃に見つかりました。。 店の顔は長年商売を続けている風格です。なんとなしに電灯にまでレトロ感を感じちゃうなぁ メニューは懐かしい感じのする「勘亭流」の書体を使ったもので田舎の「割烹」をイメージさせる 「はい、なんになさいます?え?やきとり?やきとりねと辛みおろしね。」 そういうと暖簾の向こうの厨房との間にあるレジに向かっていきます。 来ました、いい香りです。やきとりは落ちた油と皮端の焦げた香りが食欲をそそります。 竹に入った七味入れを空けるとそこに粉山椒がはいっていました。1人だと食べ応えがあります。ぷりぷりで美味しい。 「ぶっかけ」でもなく「抹茶椀」に入ってくるのでもなく別のお皿で出てきます。 だからつゆを味わって、蕎麦を味わって、お箸でひとちょぼ大根の辛さを味わって最後につゆに入れて使えます。意外と辛み大根蕎麦でこう出している店は少ないと思いませんか。 たしかに盛り付けまでいれると花がつおや蕎麦の芽などを乗せた ぶっかけのほうが綺麗で「ウケ」もいいのですけれどね~。 さらしんは現在茨城県の 4軒の農家蕎麦畑の出来を見て周り 毎年契約を結ぶのだそうです。 それを自家製粉してらっしゃいます。 一見ぶっきらぼうに見える女将さん、 実はとても気の好い方で 「手作業で選別はたいへんですねぇ。」と 話しかけるともうすっかり笑顔で 「これは挽いて使わないけどね、 そばみそなんかに使うからねぇ、 選別してたんですよぅ。」 そうですね手で選別からしたら 毎日蕎麦打つまでに夜になっちゃう。 「使っているのには北海道もあるんだけど さすがに北海道は遠すぎて送ってもらうの。」 なんて気さくに話してくださいます。 ここはブレンドも一切せずに挽きます。 産地の特色を大切にしたいというポリシーなのです。 最後はお客さんみんな話に入ってきて和になってなってしまう。(和ごみ) さて、長話もなんだからそろそろ、おいとま致します。また、寄らせていただきます。 男性同士が昼間ここでお蕎麦食べていると 単なるランチも「語り合っている」ように見える、さらしん。ここには菊姫大吟醸もある。 ここは通しで営業してます。きっと休みでここに座ったら飲みたくなっちゃうでしょう。 美味しさを際出させるこの間接照明、すごいですね。蔵の中みたいです。 席は4席と打ち場の向かいに壁に向かった二人席。 打ち場は入り口から覗けるように小窓調になってます。 石臼引き自家製粉 さらしん 住 所 神奈川県川崎市多摩区登戸1736-3 電話 044-922-8310 営業 11時~20時 (但し並蕎麦売り切れの場合閉店)]LO:7時40分 定休 金曜日 せいろ750円、さらしな750円、とろろ1000円、辛みおろし1100円、鴨せいろ1350円、海老天せいろ1350円、 車海老天せいろ 2050円、 あなご天せいろ1600円、とりやき700円、とりわさ700円、 鴨スモーク700円、鴨焼き1150円、そばがき850円 そばぜんざい、そばしるこ、そばくずもちもあり。
by noegon8p
| 2008-06-07 10:07
| 旅の蕎麦から
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