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日暮里 川むら -kawamura-

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谷根千編集長の森まゆみさんが出した本「手に職。」日本文化に新鮮な感動を受けている私を改めて刺激する本です。
鮨、大工、三味線、江戸和竿、手植ブラシ、指物、足袋、提灯、つまみかんざし、江戸刺繍、切子、
おろし金、江戸やすり、鋏、貴金属眼鏡枠、桐箪笥、べっ甲、佃煮、鳶、そして蕎麦。
蕎麦には川むらが取り上げられた。この本は昔の仕事をする職人の心意気を伝えたもの。
川むらが百年だなんて初めて知りました。なんだか嬉しくなって仕事帰りに1人蕎麦屋です。



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初代は数寄屋橋で修行して芝シロカネに店を出し日暮里に越してきたそうです。
いつもここ、夕方通ると並んでいるのですよねぇ。今回初めて直ぐに入れました。
でも、やはりしばらくすると外に並んでいる方がちらほら・・・。
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まずは生のりの玉子焼き。ウニ巻きって言うのもあってすごく迷いました。
でもおとなりの生のり見て食べたくなっちゃいました(^^)食べ応えもあって美味しかったです。
そうこうしているうちに相席のお隣がまた変わりました。
この日は休日出勤というのもあり、一週間のご褒美デー使っちゃおうかな・・・・
生酒「喜楽長」はここ川むらでしか飲めないお酒です。
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良いお魚でした。私はお酢をもらって頂きます。そうこうしてると相席の3人組の女性も「私も気楽長を。」
「美味しいのよね。ここに来ると必ずこれです。」と。
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あなご天を食べながらお酒も進んで参りました。「けっこう進んでらっしゃるわね、大丈夫?」なんて会話から
ちょっともりあがり、職場がすぐの先生はお1人でいつもいらっしゃるとおっしゃって。
またここに来る時はご一緒しましょうと言うお話で名刺を頂きます。某大学院の先生でした。
気が引き締まるような思いはしても、顔と話はだらしないままでした。
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〆はざるにしました。せいろに乗っていないおそばをざるというところもあり、ここにはもりがあることをみないで注文したのですが、
その事からざるとせいろの違いは海苔であったり、もりとせいろは・・・?なんて色々話も盛り上がりましたよ。

美味しいお蕎麦に良い出会い。ここのご主人は「うちは駄蕎麦」だとおっしゃいます。
駄菓子のようにちょっとおやつの駄蕎麦です。並んでいるお蕎麦やがあってもいいんじゃないか?
それで、もりを500円で出してらっしゃるんですって。
まっすぐ家に帰るのは解せないとき、ぜひまた足を運んじゃおう~っと♪

「川むら」
東京都東京都荒川区 西日暮里3-2-1
03-3821-0737
11時半~20時  木曜日休
by noegon8p | 2008-11-10 08:37 | 都内蕎麦屋さんめぐり


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