三軒茶屋 玄そば 東風 -kochi-

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cassiopeamさんで度たびお見かけする三茶のお蕎麦やさん「東風」が気になっていて、この日は田園都市線に乗り三軒茶屋に向いました。
なんと私のかかりつけ歯医者さんから入った所にあった。
夏は寄りたくなるかき氷やさんを抜けてやきとりやさんを超えると・・・あった!「玄そば 東風」
店の顔にも期待しちゃいます。



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入り口に本日のお蕎麦は「せいろ 長野黒姫産」「田舎 北海道黒松内町産 奈川在来種」とある。
のれんをくぐると実は大きなガラス張りとなっている。
このスペースってすごく有効ですよね。中からは開放感があって落ち着くし、外から中が見えると入りづらい。
それは私もアドバイスを頂いた経験があって、チラ見せ効果って大事だよねぇと思い返します。

中にはいると清潔感がありモダン。
席のスペースを大きくとっているからゆったりした気分になれて嬉しいですね。
直ぐにカウンターに案内されました。2人が客席を見渡せるような長い調理場で作業台がこっちむいてます。
ご主人?と職人さん?(ご子息にも見えます。)が度たび目をくださいます。

カウンターはL字になっているのですが壁に付いたほうに小窓があり、mitukaの石臼が見えました。
玄蕎麦を粉にする工程を経験したことで、石臼にもとても興味を持ちました。
知らないことに貪欲な好奇心、ガツガツしていてきっと品がないかもしれない。
6年前蕎麦に会ってからは蕎麦においては何かに追われているように余裕がなかったかもね。
シングルマザーで子育て優先で修行は無理、独学するには無知。そんな自分に焦りました。

初めて蕎麦を知ってからは1年2年ほとんど毎日蕎麦を食べました。
その違いを知りたくて、コンビニそば・立ち食い・人から美味しいと聞くと手当たり次第に回り、探して行ったら機械の店だったりもした。
そう、カップ麺食べる機会があるときも赤い派だったのに緑派になりました。(笑)
旅先、手打ち蕎麦屋とあったのに
食べてみると、ん?!確実に良く出来た乾麺だよね!って事もあった!(勿論ブログに出してない)

そんな風な思い出に浸る中、MASUDAYAの文字が目に入る。
友達と「なんだろう?」と興味をもって女将さんに「あれは・・・?」とお尋ね致しましたところ
「ここ昔は増田屋だったのですよ。」とおっしゃる。
私たちは目を輝かせて「ご主人はおなじですか?」再度言葉を投げると
気持ちに応えるように笑顔で「そうですよ。」と・・・・。

なんだかとても嬉しい気分になりました。
もともと機械が主流になったのは高度成長期に物価が上がる中、出来るだけ安く提供するためだったと聞いています。
蕎麦にクオリティを、メニューや味に個性を求められる時代になっては手打ちが見直されたんですよね。

チェーン展開・機械打ちを辞めて手打ちに移行するご主人の決断力に拍手を送りたくなりました。
そして、その過程をいろいろ妄想してしまいます。
「やはりあの若い職人さんが息子さんで、後を継ぐ機会に思い切ったとか?」勝手な想像ですね。
でも、そうだとしたら「だから親父さんは手際が早く、酒肴が出てくるのが早い!」つじつまが合う。
すみません、その妄想まで肴にしてしまったようです。
でも、絶妙なタイミングで動くお二方はあまり会話も無くお互いの動きを分かり合っているし
すごく美味しくて出るのも早いということに結びつかせたくなっちゃって。

プロって結果として作品を表に出す。こちら美味しいと作品にも作り手にも興味が生まれちゃって質問したくなるんですよねぇ。
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鴨味噌の蕎麦クレープは鴨味噌が包まれていて二つに切って出してくれました。
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牡蠣の天ぷらと野菜の天ぷらはサクッと系でフキノトウを出してました。早取れなんて贅沢。
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きのこのサラダ風、きのこが甘くて箸が進みました。
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種ものです。せいろ以上に温かいほうに香りを感じたこの日。
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cassiopermさんに田舎をお勧めされたのですが、この日は売り切れ。
わさびもいい、(やや細め)なお蕎麦。花番さんは遠くから蕎麦湯出すタイミング見てました。ドキ
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コシがあってでもしなやかさもありました。
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ブログ書いてから最後に住所調べたくて検索した
ら口コミに「代変わり前に亀有の名店「吟八亭やざわ」で修行した」とも「鴨系が大人気」だとも書いてありました。
細かいこと知らなくて飛び込むと感動が2倍ですね。今度は鴨を食べてみたいと思います。


東風
電話: 03-3421-5892
住所: 東京都世田谷区三軒茶屋1-21-9 1F
営業: 11:30~14:30  17:30~21:30(日曜~20:30)  月曜日休
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by noegon8p | 2008-12-14 01:30 | 都内蕎麦屋さんめぐり


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