一行は女将さんの島の案内を伺いながらお店に向かいました。 漆喰の壁から竹ざるを浮き出させていたり、和風のお手洗いもちょっと変わった造りです。 窓から外を見ると片面が漁港、片面に野菜が。もちろん、こちらの畑です。 裏の木からもぎたてを持ってきてくださいました。そのジュースはつぶつぶがそのままの荒しぼりジュース。 皮の厚いみかんからしぼられ、酸味の少ない甘みたっぷりのジュースです。 お通し?的に出されたのは5色の野菜豆腐・・・のようなもの?ビーツ・白蕪・春菊・ゴマ・人参・・だったか? 少し葛で固めてあります・・・とおっしゃっていました。春菊・ゴマ・人参はクリームチーズのような香りも少し。 中が見えないというのはホント面白いサプライズですね。会話が盛り上がります。 中央がふぐ白子パイ包み。上には葉野菜、その上に乗っているのは赤くなったししとうを乾燥させたもの。 まったく辛くなく風味を味わうことが出来ました。 左はサザエ香草焼きと河豚にビーツを焼いたチップに野菜をちりばめてあります。 ソースは菜の花で、丸いのはビーツなどの調味料を加えないクッキーのようなもの。 小さな小さな世界にアイディアを詰め込んだ点心ですね。気になるのは・・・食べた後の下のお皿の絵柄です。 使っているお猪口などガラス系は石井康冶さんの遺作ですし、食器も今をときめく作家さんのものが多い。 生野菜をお塩のドレッシングとお味噌、お好みで召し上がります。とりたて野菜を召し上がれ。 それもこのジャガイモスープは下の部分と上の部分、2種のジャガイモで出来ていて、 上が温かく、下が冷たいスープなのです~!混ざらないうちにごくっと・・・あ、優しいね~ぇ。 これは蕪の葉で中に柔らかな魚のすり身、その中に海苔で包んだ梅が少々入ってます。 お米の香りがとても香ばしく、美味しくお料理にじっと向き合うことができました。 何処にもない独特の世界は、玉手箱のようなアートのようなお料理。 お二人での経営なのにこれだけ、遊びのある凝ったものを作っているのはすごいです。 なんだか火を囲むと特別な気持ちになってきますね。 火は足元を照らし導くものでもあり、それを囲むときは心を解きほぐす温かなぬくもりがありますねぇ。 ここでお茶を頂き、自然に声も深みを帯びて・・・いい雰囲気です。 私たちには何時も笑いをくださる方がついてましたので、皆で腹をかかえて顔が痛くなるほど笑いっぱなしでした。 このコースが8000円だそうです。見所も多い佐久島を散歩してこのコースは喜ばれること間違いなしです。 満愛貴 一日一組限定 完全予約制 心の贅沢を味わっていただければ幸いです。 電話 0563(79)1370
by noegon8p
| 2010-02-13 22:20
| ぐるぐるグルメ
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