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花巻 鉛温泉 ~藤三旅館~

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翌日、花巻で私が人を訪ねていく予定もあり、花巻へ。
花巻といえば兼ねてから行きたかった藤三旅館へ。田宮虎彦の小説「銀心中(しろがねしんじゅう)」の舞台になったのも、藤三旅館なんだそうです。
もちろん、朝食のみを頼んでありました。蕎麦を食べ歩きお腹いっぱいの予定はどこへやら・・・
昼過ぎに道の駅で食べた「市販だしの手打ち蕎麦」一杯。うう・・・お腹すいた。

こちらの昭和の香りもさることながら温泉は湯上り直後に良さを実感できたんですよ。



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旅館の中に女将のメッセージが張られています。
「こんな古い旅館へわざわざ来てくださいましてありがとうございます。昭和の時代から営業してきて、
建直すべき、いやこのままがいいのかと、お客様に向き合い葛藤してきました。
しかし、今になってもこの旅館へ足を運んでくださるお客様に逆に力づけられます。
今後もお客様皆様にご満足いただけるよう、従業員一同取り組んでまいります。 」だったか・・・。
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旅館の周り、旅館の中にも食事処はございません。
道の駅で買った半丁ほどの味噌豆腐と渓谷のおばちゃんに頼んで買った鮎3匹。
これだけを夕飯にしました。調味料も無いから味噌豆腐の味噌で。
鮎1匹は味噌がけにして朝ごはんのもう1品にしました。ずみませぇん、渡した心付けで勘弁を!
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朝食もお部屋で。厨房は廊下からオープンです。網の中には古くったって清潔感溢れる厨房、
その中を忙しく働く職人さん達が・・・・。
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ん~~~昭和の香り。売店とトイレの入り口。
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お台場1丁目商店?ではございません。実際に続いてきた売店。
お土産から牛乳、風鈴にタバコ、割烹着からシミーズまで。買い物をして、少し会話を交わす。
「ありがとね、ここはずいぶん古くなっちゃってねぇ、おばちゃんも古くなっちゃったけど
本当にいい温泉だから、又来てちょうだいねぇ~。元気で待ってるからねぇ。」絶対、又来るっ!
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トイレの窓。いい。時代も手伝ってゆがんだ硝子。これにうっとりしてしまう。変かしら?
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ん~自然と、川と橋を眺めながらですかぁ。爽やかな気分にますなぁ。(笑)た・ぶ・ん
by noegon8p | 2008-08-28 20:36 | 旅の蕎麦から


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